眼瞼痙攣

症状:眼の周りがぴくぴくする。疲れる。乾く。

診断:細隙灯顕微鏡、誘発試験。

治療:ストレスの除去、ビタミン剤内服、ボトックス注射。

コメント:眼瞼けいれんは重症例では診断は簡単ですが、軽症例では比較的難しいとされています。軽症例であっても、診察室でできる簡単な誘発試験により診断することができます。最も有効な治療はボトックスという薬の注射です。これはフグの毒と同じ成分で、神経や筋肉をマヒさせる作用があります。これを非常に薄い濃度で、用いるため危険はありません。注射により、ぴくつきが90%以上とれるため、非常に有用です。ただし、効果は2−3か月程度で消失するため、定期的な注射が必要です。何度か治療することにより、治療間隔を延長できるといわれています。院長はボトックス注射認定医であり、適切な治療を行うことができます。なお、しわとり目的での注射は行っておりません。

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