お知らせ

白内障・屈折矯正学会に出席してきました

先日、福岡で開催された白内障・屈折矯正学会に出席してまいりました。

メインのトピックとして、新しいタイプの多焦点眼内レンズ(老眼矯正レンズといってもいいかもしれません)の話題がありました。今までの多焦点眼内レンズは、多焦点といっても実際は二重焦点か三重焦点のものでした。そのため、特に二重焦点のレンズでは1-2mといった中間距離の見えにくさが問題となっていました。加えて、夜間において、光がにじんだり、ぼーっと広がるグレア・ハローといった合併症も比較的起きやすいといわれていました。その2点の問題がかなりクリアされている新しい多焦点眼内レンズが販売されるということです。遠くはもちろん見やすく、コントラストもよくグレアハローが少ないレンズとなっています。特に中間距離1-2mくらいが他のレンズに比べて、よく見えるというものです。近くに関しては、若干眼鏡が必要になる場合がありますが、非常に度の軽い眼鏡ですむので、かなり楽な生活を送ることができると期待されます。今後、導入を検討したいと思っています。

 

ところで、福岡に行ったのでイカをいただきました。とても新鮮で、身が透き通っておりうまみと甘味を感じるものでした。

 

 

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