お知らせ

緑内障学会2017に参加してきました

 広島で行われた、緑内障学会に参加してまいりました。このごろは検査機器が進歩したおかげで、はっきりと緑内障と診断がつく前の”前視野緑内障”という概念が確立してきています。そのことについてのシンポジウムがあり、勉強になりました。視野障害がでるころには50%程度の視細胞がすでに死んでしまっています。その前の段階では視野の異常はでませんが、光干渉断層計(OCT)などでは異常を検出することができます。この中でも進行が早い症例には治療をしていったほうが良いのではないかというお話でした。本院のOCTはこのような早期病変の検出に対して非常に有用なものです。ご心配な方は、一度検査を受けることをお勧めいたします。

また、広島の世界遺産の原爆ドームを見学してまいりました。戦争の悲惨さ、原爆・水爆という非人道的兵器の残酷さを思い知りました。戦争の心配のない時代が来ることを願います。

 

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