きわめて広い範囲を一度に撮影可能な眼底カメラを導入いたしました。Carl Zeiss製Clarus500というものです。
瞳を開かずに(散瞳せずに)広い範囲の検査が可能となります。糖尿病網膜症や網膜中心静脈閉塞症といった眼底出血を起こす疾患に対して、詳しい検査を行うことができます。散瞳しないため、検査後に車の運転がしにくくなるなどへの影響がなくなります。ただし患者さんの病態によっては散瞳検査が必要となります。
正常の方の眼底写真(パノラマ合成)
糖尿病網膜症の方の眼底写真(パノラマ合成)
眼底出血や白斑(循環不全をおこしているところ)が広い範囲で詳しくわかります。