秋の訪れ~栗の脅威編~
日に日に涼しくなっていますが、風邪などひかれていませんでしょうか。
先日、近くの公園を散歩していたら、立派な栗の木を発見しました。
まだ青味の残る栗の実がなっていました。
実は栗の実を包む”イガ”はとても怖いものなのです。(あくまで目にとってですが)
このイガの一つ一つには釣り針のような”かえし”がついていて、刺さると非常にとれにくいです。その上、サポニンという毒素を持っています。真菌といったカビも表面に存在します。というわけで、万が一目(黒眼;角膜)に刺さった場合には非常に危険ですし、とるのも大変です。
緑を見るのは大変結構なのですが、栗の木を下から覗きあげないように、また、イガをなげて遊ばないようにお願いします。
松戸市 常盤平で開業する眼科医からのお願いでした。