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「ICLを受けたい。でも両目で数十万円を、一度に用意できる自信がない」——費用の入口で足が止まってしまう方は少なくありません。
- ✔「貯金を全部使わずにICLを受けたい」
- ✔「分割にしたら月々いくらになるの?」
- ✔「審査に落ちたらどうしよう…」
ICLの手術費用は、多くのクリニックが用意している医療ローン(メディカルローン)で分割払いにできます。提携する信販会社がクリニックへ費用を立替払いし、患者さんはその分を毎月返していく仕組みです。
月々の負担は元金と回数しだいで、数千円〜1万円台に収まるケースもあります。しかもローンで支払った場合でも、ICLは医療費控除の対象になります。
この記事では、仕組み・金利と月々の返済額・審査の流れ・医療費控除まで、申し込む前に知っておきたいことを順に整理します。金利や上限回数は院と信販会社で条件が変わるため、最終的な数字はご自身が受診する院での確認が欠かせません。
この記事の結論
- ✔ICLの費用は医療ローンで分割払いにできる
- 回数を延ばすほど月々は軽くなり、そのぶん手数料(利息)は増えます。
- ✔ローン払いでも医療費控除は使える
- 金利・分割回数・必要書類は院と信販会社で異なるので、カウンセリングで確認を。
ICLの手術費用は医療ローンで分割払いできる|まず知りたい仕組み
医療ローンとは、提携信販会社が手術費用を立替払いし、患者が分割で返済する仕組みです。
ICLの手術費用は、多くのクリニックで医療ローンによる分割払いに対応しています。ICL専門のアイクリニック東京グループも、公式サイトで支払い方法のひとつとして医療ローンを案内しています。
窓口はクリニックでも、実際にお金を貸すのは信販会社です。新宿近視クリニックの公式ページでは、対応する信販会社としてオリコ・ジャックス・アプラス・ヤマトクレジットファイナンス・セディナが挙げられています。
手術のタイミングでクリニックに費用が一括で支払われ、そのあとは信販会社へ月々返済していく関係に切り替わります。手術後にクリニックへ支払いに行く必要はありません。
なお、信販会社が立替払いした金額は、その立替払をした年(ローン契約が成立した時)の医療費控除の対象になると国税庁が示しています。分割払いでも、控除のタイミングは返済年ではなく契約した年です。
ICLは自由診療|保険も高額療養費制度も使えない
ICLは公的医療保険の対象外の自由診療で、手術費用は全額が自己負担になります。
自由診療のため、医療費が高額になったときに払い戻しを受けられる高額療養費制度の対象にもなりません。窓口負担が3割で済むこともなく、提示された金額をそのまま支払います。
価格をクリニックが自由に設定できる点も自由診療の特徴です。同じICLでも院によって費用に差が出ます。参考として、新宿近視クリニックの公式ページではキャンペーン価格が次のように示されています。
| -4D未満 | 398,000円(税込) |
| -4D以上-9D未満 | 487,000円(税込) |
| -9D以上 | 429,600円(税込) |
ただし、負担を軽くする手段がないわけではありません。ICLは医療費控除の対象になるため、確定申告で税金の一部が戻る可能性があります。戻る金額は、その年に支払った医療費と所得によって変わります。
支払い方法は4つ|現金・クレジットカード・デビット・医療ローン
ICLの支払い方法は、現金一括・クレジットカード・デビットカード・医療ローンの4つが一般的な選択肢です。
- 手数料をかけずに払い切りたいなら現金一括
- ポイント還元を重視するならクレジットカード(一括・分割)
- 口座残高の範囲で即時に払いたいならデビットカード
- 貯金を崩さず月々の負担を抑えたいなら医療ローン
実際の選択肢はクリニックごとに違います。新宿近視クリニックの公式ページには現金・クレジットカード・デビットカード・メディカルローン・ビットコインが並び、品川近視クリニックの料金ページにも「お支払い方法」の案内が設けられています。
カードの利用上限額や分割の可否も院によって扱いが異なります。カウンセリングの段階で対応可否を確認しておくと、手術直前に支払い方法を変えて慌てずに済みます。
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支払い方法は、カウンセリングの予約時に電話やメールで聞いておくとスムーズです。ローンを使うかどうかは、検査で適応が分かってから決めても遅くありません。
ローンを組む前に|ICLの費用相場と総額に入れておきたい出費
ICLの費用相場は、両目でおおむね50万〜70万円が目安です。ICLは自由診療で、クリニックが価格を自由に設定できるため、同じ手術でも院ごとに金額の幅が出ます。
乱視用(トーリック)レンズを使う場合は、通常のレンズより費用が上乗せされます。目安は10万円ほど高くなるケースが多く、新宿近視クリニックの公式サイトでは乱視用レンズは片眼につき+50,000円と案内されています。
- 適応検査の費用(手術費に含む院と、別途請求の院があります)
- 手術費とレンズ代(乱視用は追加費用がかかることがあります)
- 術後検診の費用と、通う回数分の交通費
何がセットで何が別料金かは院によって異なります。表示価格だけで比べると、あとから検査代や検診代が上乗せされて総額が変わることがあるため、内訳まで見比べてください。
遠方の院を選ぶなら、適応検査と術後検診で何度も通う前提になります。交通費や、場合によっては宿泊費まで足すと、手術費の差が埋まってしまうことも珍しくありません。
通院圏内のクリニックの費用や保証を比べたいときは、ICLクリニックを探す(地域から選ぶ)から、地域別の比較記事に進めます。
医療ローンの借入額を決めるときは、手術費だけを基準にしないことです。検査・レンズ・検診・通院にかかるお金まで足した総額を出し、そこから頭金として払える分を引く。残った額が、借りるべきおおよその金額になります。
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カウンセリングで「この金額に検査代と術後検診は入っていますか?」と一言聞いておくと、総額のズレを防げます。
月々いくら?金利と分割回数でみる返済シミュレーション
ICLの医療ローンは、元金60万円・年8%なら12回払いで月々約5.2万円、60回払いで月々約1.2万円という試算が公開されています。ICL専門のアイクリニック東京グループが公式サイトで示している返済例です。
同じ元金でも、回数を延ばすほど月々の負担は軽くなります。そのかわり総支払額はふくらみます。
元金60万円・年8%の返済例(アイクリニック東京グループ公式)
| 支払回数 | 月々の返済額 | 総支払額 |
|---|---|---|
| 12回 | 約5.2万円 | 約62.5万円 |
| 24回 | 約2.7万円 | 約65.3万円 |
| 36回 | 約1.9万円 | 約67.6万円 |
| 60回 | 約1.2万円 | 約72.9万円 |
元金がもっと小さければ、月々の額はさらに下がります。新宿近視クリニックの公式サイトでは、-4D未満のキャンペーン価格を分割した場合の例として、24回で月々8,200円、36回で5,400円、48回で4,100円、60回で3,200円が示されています。
同じ「月々◯円」でも、レンズの度数や適用されるプランで前提が変わります。金額を見るときは、元金・金利・回数の3点をセットで確かめてください。
医療ローンの金利(実質年率)の目安
医療ローンの金利は、信販系で年4〜14%程度、銀行系で年2.5〜10%程度が目安とされています。アイクリニック東京グループの公式解説による水準です。
| 信販系の医療ローン | 実質年率 年4〜14%程度 |
| 銀行系の医療ローン | 年2.5〜10%程度 |
幅があるのは、実際に適用される金利が信販会社の審査結果や借入額、支払回数で変わるためです。金利を公表していない院も多く、申し込むまで正確な数字が出ないケースがあります。
見積もりの段階で確認したいのは、次の2つです。
- 実質年率:手数料を含めた年あたりの利率。「金利◯%」の表示と条件がずれていないか
- 分割手数料の総額:手術費用に上乗せされる金額。総支払額から元金を引いた分
分割回数は何回まで?3回〜84回まで選べる院も
分割回数の範囲は院と提携する信販会社しだいで、3回から84回まで選べる例もあります。新宿近視クリニックのメディカルローンは、月々3,000円以上の返済であれば3回〜84回の分割払いに対応しています。
このように、月々の最低返済額が条件になっている場合があります。回数を伸ばしたくても、下限を下回る組み方はできません。
また、案内が「60回まで」となっていても、実際には別の回数を選べることがあります。アイクリニック東京グループの公式FAQでは、支払回数は60回以外も選択できると案内されています。
回数を延ばす以外に、頭金を入れて借入元金そのものを下げる手もあります。元金が小さくなれば、同じ回数でも月々の額と総支払額の両方が下がります。
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「月々いくらにしたいか」を先に伝えると、回数と頭金の組み合わせを出してもらいやすくなりますよ。
回数を延ばすと総支払額はいくら増える?
元金60万円・年8%の試算では、12回払いの総支払額が約62.5万円、60回払いが約72.9万円です。回数の違いだけで、10万円前後の開きが生まれます。
月々1.2万円という数字は魅力的に見えます。ただ、月々の安さだけで回数を決めると、支払い終わったときの総額がふくらみます。
回数選びの軸はシンプルです。毎月無理なく払える額の範囲で、いちばん短い回数を選ぶ。家計を圧迫せず、手数料も抑えられます。
加えて、繰り上げ返済や一括返済ができるかどうかも契約前に聞いておきましょう。ボーナスや貯蓄で前倒しできれば、長めの回数で組んでも手数料を減らせます。
月々の返済額をコンタクトレンズ代と並べて考える
医療ローンの月々の返済額は、いま払っているコンタクトレンズ代と並べると負担感をつかみやすくなります。使い捨てレンズやメガネは、買い替えや洗浄液などのケア用品で費用が続くからです。
比べ方は2段階です。
- ✔毎月の比較:ローンの月々の返済額 と レンズ代+ケア用品代の月額
- ✔長期の比較:レンズの月額×これから使う年数 と 手術費用の総支払額
こうした比較は、クリニック側も情報として出しています。新宿近視クリニックの費用ページには「ICL眼内コンタクトレンズとコンタクトレンズのコスト比較」の項目があり、品川近視クリニックの料金ページにも「ICLやレーシックとコンタクトレンズの費用比較」の項目があります。
ただし、継続費用は使うレンズの本数や度数、ケア用品の種類で変わります。公開されている比較例は前提が異なることがあるため、自分の実際の支出で計算するのが確実です。
レシートやネット注文の履歴から、直近1年分のレンズ代とケア用品代を足してみてください。交換忘れや目のトラブルで受診した費用も含めると、実感に近い数字になります。
医療ローンの審査の流れと必要書類|通らなかったときの選択肢
ICLの医療ローンは、カウンセリングで金額を確定 → 申し込み → 信販会社の審査 → 契約 → 手術という順に進みます。
申し込みの窓口はクリニックですが、審査をするのは提携している信販会社です。合否の連絡もその会社から届きます。
申し込みから契約までの手順と必要書類
申し込みでそろえるのは、本人確認書類・収入証明書・健康保険証・返済用口座の情報の4点が基本です。
- ✔本人確認書類: 運転免許証やマイナンバーカードなど
- ✔収入証明書: 源泉徴収票や給与明細など
- ✔健康保険証
- ✔返済用口座の情報: 口座番号がわかるものと届出印
ICLを専門に扱うアイクリニック東京グループの公式案内では、これらの書類がそろっていれば審査期間は最短当日から数日とされています。
とはいえ書類の不備で出し直しになれば、その分だけ後ろへずれます。希望の手術日から1〜2週間ほど逆算して動けば、落ち着いて進められます。
提携先はオリコ、ジャックス、アプラス、ヤマトクレジットファイナンス、セディナなど。どの会社と組んでいるかは院によって違います。
審査の基準や在籍確認の有無は信販会社が個別に定めており、公表されていません。気になる点は、申し込む前にクリニックの窓口へ聞いておくのが確実です。
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源泉徴収票は手元にないことも多いので、カウンセリングを予約した時点で探しておきましょう。
審査が不安なとき・通らなかったときにできること
打つ手は、借入額を下げる・支払い方法を組み替える・時期をずらすの3方向に整理できます。
- ✔頭金を入れて、借りる金額そのものを下げる
- ✔分割回数を減らして、借入期間を短く抑える
- ✔逆に回数を増やし、月々の返済を無理のない額にする
- ✔一部を現金やクレジットカードで払い、残りだけローンにする
- ✔手術の時期を後ろにずらし、自己資金を貯めてから申し込む
回数の調整幅は院ごとに違います。新宿近視クリニックの公式案内では、月々3,000円以上の返済であれば3回から84回まで選べるとされています。
現金・クレジットカード・デビットカード・メディカルローンをそろえている院もあり、組み合わせで調整できる余地があります。
学生の方や収入が少ない方は、保証人や親権者の同意が条件になることがあります。該当しそうなら、申込先にどんな条件が付くのかを先に確認しておきましょう。
結果が思わしくなかったときも、その場で諦める必要はありません。金額・回数・支払い方法・時期という4つのつまみを動かせば、条件は組み直せます。
クレジットカードの分割払いと医療ローン、どちらを選ぶ?
手持ちのカード枠に収まり、短期で払い切れるならクレジットカードの分割払い、両眼分をまとめて月々を抑えたいなら医療ローンが候補になります。
同じ「分割」でも、手数料の決まり方も上限も別ものです。
カード分割払いと医療ローンの違い
| 比べる軸 | カードの分割払い | 医療ローン |
|---|---|---|
| 手数料(実質年率) | カード会社ごとに設定。申込時の規約で確認 | 信販系は年4〜14%程度、銀行系は年2.5〜10%程度とされる |
| 分割回数の上限 | カード会社が定める回数まで。長期には広げにくい | 長めの回数に対応しやすい |
| 利用枠の制約 | 手術費がショッピング枠に収まらないと使えない | カード枠とは別枠。審査で金額が決まる |
| 審査 | カードを持っていれば追加の審査なし | 申し込みごとに審査あり |
| ポイント付与 | 通常の買い物と同じように付く | 付かない |
| 申し込みの手間 | 会計時に支払い方法を指定するだけ | 申込書・本人確認書類などの手続きが必要 |
カード分割の強みは、その場で決められる手軽さとポイントが付くこと。一方で利用枠と分割回数の上限にぶつかりやすく、両眼分の支払いだと枠が足りない場合もあります。
医療ローンは高額・長期向きで、月々の負担を抑えやすいつくりです。ただし審査と契約手続きの時間はかかります。
医療ローンは、支払い先を医療費に限定した立替払いの契約です。歯科で使われるデンタルローンも同じ性質のものと考えて差し支えありません。
支払い方法は院によって異なり、新宿近視クリニックの公式サイトではクレジットカード・デビットカード・メディカルローンがいずれも案内されています。
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迷ったら、カードの利用枠を先に確認しておくと話が早く進みます。
実際の手数料率はカード会社・信販会社によって差があります。同じ回数で両方の総支払額を出して並べれば、どちらが有利かはっきりします。
医療ローンで払っても医療費控除は使える|還付の目安シミュレーション
医療ローンでICLの費用を支払った場合も、医療費控除の対象になります。国税庁の質疑応答事例でも、借入金で支払った医療費は支払いが現実に行われているため、その支払日を含む年分の控除対象になると示されています。
対象になる「年」は、信販会社が立替払いをした年、つまりローン契約が成立した年です。返済が翌年以降にまたがっても、控除を受ける年はずれません。
たとえば12月に契約して支払いが3年続く場合でも、費用の全額をその年の医療費として申告します。
- 金利・手数料相当分は控除の対象外(対象は手術費用そのもの)
- ローンの契約書と信販会社の領収書を支払いの証明として保存する
- 控除を受けるには確定申告が要る(年末調整では処理されない)
いくら戻る?医療費控除の簡単シミュレーション
戻ってくるのは控除額そのものではなく、控除額に所得税率を掛けた金額です。まず控除額を求めます。
医療費控除額=1年間に支払った医療費 - 保険金などで補填される金額 - 10万円(総所得金額等が200万円未満の人は総所得金額等の5%)。控除額の上限は200万円です。
| ICLの費用(例) | 60万円(他の医療費なし) |
| 医療費控除額 | 60万円 - 10万円 = 50万円 |
| 所得税の還付(税率10%の場合) | 約5万円 |
さらに翌年度の住民税も軽くなります。個人住民税の所得割は標準税率10%のため、負担の軽減はこの分も加わると考えられます。
ただし還付額は課税所得や適用される税率、その年に支払った他の医療費で変わります。上の金額はあくまで目安です。
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ローンの明細だけだと、手術費用と金利が混ざって見えます。契約時の書類は封筒ごと保管しておくと、申告のときに探し回らずに済みます。
年収別の還付イメージや申告の手順は、ICLの医療費控除はいくら戻る?年収別の還付額と申告手順で詳しく整理しています。
契約前に確認したい7つのチェックポイント
ローンの申込書にサインする前に確認したいのは、月々の金額ではなく「総支払額」と「ローンに含まれる範囲」です。
同じ手術費用でも、金利の種類や分割回数の選び方で最終的な負担は変わります。次の7項目を、カウンセリングの場でそのまま確認してみてください。
- ✔表示されている数字が実質年率か、月ごとの手数料率か
- ✔選べる分割回数の上限と、月々の最低返済額の条件
- ✔頭金やボーナス併用払いを使えるか
- ✔繰り上げ返済や一括返済ができるか、その際の手数料
- ✔元金と手数料を合わせた総支払額が書面でいくらになるか
- ✔適応検査費・術後検診費・再手術や保証の費用がローンの対象額に入るか
- ✔手術をキャンセルしたときや中途解約時の扱い
金利表示と分割条件の見方
金利は「実質年率」で示された数字どうしで比べます。月ごとの手数料率で書かれていると、年あたりの負担が小さく見えることがあります。
目安として、信販系の医療ローンは実質年率で年4〜14%程度、銀行系は年2.5〜10%程度とされています。
分割回数は、上限と下限の条件をセットで聞きます。新宿近視クリニックの公式サイトでは、月々3,000円以上の返済であれば3回〜84回まで分割できると案内されています。
回数を延ばすほど月々は軽くなる一方で、手数料が積み上がり総支払額はふくらみます。頭金やボーナス併用払いを使えるか、途中で繰り上げ返済したときに手数料がかかるかも、その場で一緒に聞いておきましょう。
ローンに含まれる費用の範囲と解約の扱い
ローンを組む金額に何が含まれるかは、見積書の内訳で1項目ずつ確かめます。
ICLは自由診療で、適応検査・術後検診・保証のどこまでを費用に含めるかは院によって異なります。手術代だけをローンにして、検査費や検診費は別途窓口払い、という組み方もあります。
また、適応検査の結果によっては手術を受けられない場合もあります。申し込み後にキャンセルしたときや中途解約したときの扱いを、契約前に確認しておきましょう。
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お金の話は聞きにくいと感じるかもしれませんが、支払い条件の質問はカウンセリングで想定されているもの。7項目をスマホにメモして、遠慮なくそのまま聞いてみてくださいね。
ICLの医療ローンについてよくある質問
- Q. ICLの分割払いは何回までできますか?
-
A. 院と信販会社によって幅があり、3回〜84回から選べる例があります。
月々3,000円以上といった下限額を条件にしている案内もあります。60回だけでなく、それより短い回数・長い回数を用意している院もあるため、上限回数は申込先への確認が必要です。回数を決める前に手術の総額を把握しておくと計算がしやすくなります。総額の内訳はICLの費用は総額いくら?両眼の相場と内訳をやさしく解説でまとめています。 - Q. 医療ローンの審査は何日くらいかかりますか?
-
A. 最短当日〜数日が目安とされています。
申込内容の確認や書類の不備で時間がかかることもあり、結果や所要日数は信販会社の判断によるため、一律には言えません。手術日から逆算し、1〜2週間ほど余裕をもって申し込んでおくと、日程を組み直す手間を避けやすくなります。急ぐ場合は、窓口の受付時間も合わせて確かめてください。 - Q. 医療ローンは頭金が必要ですか?
-
A. 頭金なしで組める場合もあります。
手元の資金を残したい方は頭金ゼロという選び方もできます。一方で頭金を入れると借入元金が下がるため、月々の返済額と手数料を含めた総支払額を抑えやすくなります。ただし取り扱いは信販会社ごとに異なります。頭金を入れられるか、最低額の決まりがあるかは、申込先へ確認してください。 - Q. ICLの分割払いでも医療費控除は受けられますか?
-
A. 分割払いでも医療費控除の対象になります。
国税庁の案内 (タックスアンサー No.1128) では、信販会社が立替払いをした年に、その費用の全額が医療費控除の対象になるとされています。返済が翌年以降に続く場合でも、年ごとに分けて申告するわけではありません。なお金利・手数料相当分は対象外です。契約書と信販会社の領収書は保存しておきましょう。 - Q. 医療ローンは繰り上げ返済や一括返済ができますか?
-
A. 契約内容によります。
繰り上げ返済や一括返済に対応している契約もあれば、条件が付く契約もあります。所定の手数料がかかるかどうかも会社ごとに違います。ボーナスでまとめて返したい、途中で残債を減らしたいと考えているなら、可否と手数料の有無を契約前に確認しておきたいところです。申込時に窓口へ聞いておけば、あとで迷わずに済みます。 - Q. 医療ローンとクレジットカードの分割払いはどちらがよいですか?
-
A. 借入額と返済期間の長さで選び分けます。
高額で返済期間が長くなるなら医療ローン、手続きの早さやポイント付与を優先するならカードの分割払いが向きます。ただし体感で決めると損得が見えません。どちらも実質年率と総支払額を出したうえで比べると、判断がはっきりします。カード払いの場合は利用可能枠が足りるかどうかも先に確かめておきましょう。 - Q. ICLは高額療養費制度の対象になりますか?
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A. ICLは自由診療のため、高額療養費制度の対象外です。
高額療養費制度は、公的医療保険が使われた診療の自己負担が高くなったときに払い戻す仕組みです。保険が使われないICLは、その計算に含まれません。払い戻しは期待できない点をふまえて資金計画を立ててください。ただし医療費控除は使えるので、確定申告での取り戻しは検討する価値があります。 - Q. 医療ローンとデンタルローンの違いは何ですか?
-
A. 対象となる診療の範囲が違うだけで、仕組みは同じです。
どちらも使い道を医療費に限定し、信販会社が窓口の支払いを立て替えて、利用者が分割で返していく立替払いのローンです。このうち歯科の治療費に向けたものがデンタルローンと呼ばれています。ICLは眼科の手術なので、医療ローンの枠で申し込むのが一般的です。名前が違っても、確認する項目は実質年率と回数、総支払額で共通します。
まとめ|支払い方を決めれば、費用の不安は小さくできる
ICLの費用は医療ローンで分割払いにでき、月々の負担は数千円〜1万円台の水準まで下げられます。まとまった貯蓄がなくても、手術の時期を先延ばしにしなくて済むのが分割払いの利点です。
ただし、回数を延ばすほど手数料が積み上がり、総支払額は増えます。月々の額だけで決めず、総額まで見て選びましょう。
この記事のまとめ
- ✔目安は「無理なく払える範囲でいちばん短い回数」
- ✔ローン払いでも医療費控除は使え、立替払いのあった年に費用全額が対象
- ✔金利や手数料の部分は控除の対象外
- ✔金利・分割回数・提携する信販会社は院ごとに条件が違う
条件が院で異なる以上、正確な総額はカウンセリングで見積もりを出してもらうのが確実です。支払い回数ごとの総額と手数料を紙に出してもらえば、家計と照らして判断できます。
とはいえ、支払い方の前に決まるのは「自分がICLを受けられるかどうか」です。角膜や眼内の状態によっては適応外になることもあります。次の一歩は、適応検査の予約から。検査の結果を見てから支払い方法を相談しても、十分間に合います。
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カウンセリングでは「この回数だと総額はいくらですか」と聞いてみてください。月々の額だけの説明より、判断がぐっとしやすくなります。
保険の扱いや医療費控除で戻る額まで含めた実質負担は、ICLは保険適用される?費用と医療費控除・実質負担を解説で整理しています。費用より先に向き不向きを知りたい方は、ICLはおすすめしない?後悔しないために知るデメリットと向かない人の特徴もあわせてどうぞ。

