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福岡でレーシックを受けたいのに、どこで受ければいいのか決めきれない。
- ✔「天神の大手と地元の眼科、どちらが良い?」
- ✔「検査から術後まで、総額はいくらかかる?」
- ✔「手術の保証は何年つくの?」
天神には全国展開の大手が集まり、佐賀・大分・熊本・長崎から日帰りで通う人もいます。迷って当然です。
ただ、費用・保証・検診の3つを並べれば、候補はすっきり絞れます。福岡県内の4院を、その3点で見ていきます。
この記事の結論
- ✔費用重視なら「先進会眼科 福岡天神」
- レーシックは両眼198,000円(税込)から。術後3年間の検診と点眼薬費用を含みます(2026年9月時点)。
- ✔保証の長さと遠方からの通いやすさなら「品川近視クリニック 福岡院」
- 両眼158,000円(税込)からの5プラン。保障期間は術式により5〜10年で、術後の経過観察は原則お住まいの都道府県の提携医療機関です。
- ✔地元で受けたいなら望月眼科・岡眼科クリニック
- 角膜の状態によってはレーシックを選べません。どの院でも、出発点は適応検査です。
この記事の監修者

川名 啓介 (かわな けいすけ)
医学博士
日本眼科学会認定 眼科専門医
福岡でレーシックを受けるならどこ?費用と保証で見た結論
福岡のレーシック(LASIK)は両眼15万8千円〜39万円程度が目安で、天神の専門クリニックが中心です。
天神の大手2院に加え、福岡市南区・中央区の望月眼科、飯塚市の岡眼科クリニックが候補になります。
福岡のレーシック 早見比較(2026年9月時点)
| クリニック | 最安プラン (両眼) | 適応検査 | 保証 |
|---|---|---|---|
| 先進会眼科 福岡天神 | 198,000円 (税込) | 無料 | 3年 |
| 品川近視クリニック 福岡院 | 158,000円 (税込) | 無料 | 術式別に5年・8年・10年 |
| 望月眼科 | 396,000円 (税込) | 5,500円 (手術費用に含む) | 検診費用が1年間無料 |
| 岡眼科 クリニック | 198,000円 (公式表記のまま) | 手術料金に含む | プラン別に1年・3年 |
| クリニック | 術後検診 | アクセス |
|---|---|---|
| 先進会眼科 福岡天神 | 翌日・1週・1ヶ月・6ヶ月 | 天神駅3番出口 徒歩約1分 |
| 品川近視クリニック 福岡院 | 翌日・1週・3ヶ月 ※経過観察は原則、居住地の提携医療機関 | 天神駅6番出口 徒歩約5分 |
| 望月眼科 | 翌日・1週・1ヶ月 | 福岡市南区老司/中央区薬院 |
| 岡眼科 クリニック | 1年間無料 | 飯塚市・バス停下車100m/駐車場70台 |
同じ「レーシック」でも、最安プランの価格差は約24万円、保証期間の差は1年から10年までと開きがあります。決め手になるのは、金額の横に保証と検診を並べた総額です。
重視するもの別・福岡での結論
- 検診まで込みの安心感 — 先進会眼科 福岡天神。両眼198,000円(税込)から、3年間の検診と点眼薬代も込みです。
- 保証を長く持ちたい — 品川近視クリニック 福岡院。術式により5年・8年・10年の保障期間が設定されています。
- 地元で検診まで完結させたい — 望月眼科(福岡市南区・中央区)、岡眼科クリニック(飯塚市)。
天神の2院はどちらも駅から徒歩圏で、九州各県から出てくる場合も1日で検査まで終えられます。
まずは適応検査で、自分の目がレーシックの条件に合うかを確かめてください。
そもそもレーシックとは?種類とICLとの違いをやさしく整理
角膜の表面にフラップと呼ばれるふたを作り、その下の角膜をレーザーで削る。これがレーシック(LASIK)の仕組みです。
削る量で近視や乱視の度合いを調整するため、眼鏡やコンタクトレンズなしで見える状態を目指せます。一方で、削った角膜は元には戻せません。
術式の種類|フラップを作るか、削り方をどう決めるか
呼び名は多くても、違いは「角膜のどこをどう扱うか」に集約されます。
- アイレーシック(iLASIK):フラップ作成もレーザーで行い、目の測定データをもとに削り方を設計する方式
- スマイルレーシック(ReLEx SMILE):フラップを作らず、小さな切開創から角膜内部の組織を取り出す方式
- ラゼック・PRK:フラップを作らず角膜表面から直接レーザーを当てる方式
どれが向くかは角膜の厚み・形状・度数で変わります。名前で選ぶより、適応検査の結果をもとに担当医と相談するほうが確実でしょう。
レーシックの良い点と、知っておきたいリスク
いちばん分かりやすい強みは費用の手ごろさです。先進会眼科 福岡天神ではレーシックが両眼198,000円(税込)から、ICLは両眼427,000円(税込・-3D未満の場合)からと案内されています。
ただし、注意しておきたい面もあります。
- ✔術後しばらく目の乾き(ドライアイ)を感じることがある
- ✔夜間に光がにじんで見えるハローグレアが出ることがある
- ✔時間の経過とともに近視が戻る場合がある
- ✔削った角膜は戻せないため、やり直しの自由度が低い
いずれも出方には個人差があり、誰にでも起こるものではありません。気になる点はカウンセリングでそのまま質問してみてください。
症状ごとの経過や、不調を感じたときの対処法は、レーシックの失敗例を解説した記事で詳しく解説しています。
レーシックとICLの違いを表で比較
両者を分ける決定的な一点は、角膜を削るかどうか。ICL(眼内コンタクトレンズ)は角膜を削らず、眼の中に薄いレンズを入れて矯正します。
レーシックとICLの比較
| 項目 | レーシック | ICL |
|---|---|---|
| 角膜 | レーザーで削る | 削らない |
| 元に戻せるか | 戻せない(不可逆) | レンズを取り出せば戻せる |
| 費用の目安 | 両眼158,000円〜(福岡4院の最安プラン・税込) | 両眼46万〜80万円が全国的な目安 |
| 角膜が薄い場合 | 適応外になりやすい | 削らないため候補に残りやすい |
| 支払い区分 | 自由診療 | 自由診療(乱視用トーリックレンズは+10万円ほど高い傾向) |
費用を抑えたいならレーシック、角膜を残したい・後から選び直す余地を持ちたいならICL。これが大まかな分かれ目です。判断材料をもう少し細かく見たい方は、ICLとレーシックの違い・費用・向く人を比較した解説もあわせてどうぞ。
逆に、ICL側の弱点から検討したい場合はICLのデメリットと向かない人の特徴を先に読むと、天秤にかけやすくなります。
乱視や老眼がある場合の考え方
乱視は、レーシックでもICLでも矯正の対象になります。ICLで乱視用のトーリックレンズを使う場合は、費用が+10万円ほど上がる傾向です。望月眼科でも、ICLの乱視対応は片眼あたり+33,000円(税込)と案内されています。
老眼は近視・乱視とは仕組みが違い、加齢による目のピント調節力の変化です。近視の矯正手術で老眼そのものが解決するわけではありません。
40代以降で手元の見えづらさも気になるなら、老眼向けの選択肢まで含めて相談してみてください。
術式名を調べ込むより、カウンセリングで「自分の角膜だとどの方式が候補になりますか」と一言聞くほうが早道。検査データを見ながらの回答が、いちばん納得しやすいはずです。
レーシックが適応外になりやすい人|先に知っておきたい条件
角膜の厚みが足りない人は、レーシックの適応から外れやすくなります。削って矯正する手術である以上、角膜の厚みと形状が判断の前提になるためです。
次の条件に当てはまる方は、適応外と判定されることがあります。
- 角膜が薄い、または形状にゆがみがある
- 円錐角膜の疑いがある
- 削る量が多くなる強度近視
- 度数がまだ変動しやすい年齢層(一般に18歳未満は対象外)
- 目や全身の状態から手術を見送るべきと判断される場合
ただし、これらは自己判断できるものではありません。適応の可否が分かるのは適応検査を受けたあとです。
角膜を削らないICLなら、レーシックが適応外でも候補に残るケースがあります。ただしICLにも、21歳未満・前房深度2.8mm未満・術前1年以内の大きな度数変化・妊娠中や授乳中といった条件があり、望ましい年齢の上限は45歳程度とされています。
まず適応検査を受け、レーシックが難しければICLを含めて相談する。この順番なら、遠回りせずに選択肢を絞り込めます。
福岡でレーシックが受けられるおすすめクリニック4院
相談先になるのは、天神の専門クリニック2院と、屈折矯正を扱う地域の眼科2院です。
福岡で料金・保証・術後検診まで公開しているのは、この4院です。最終的な判断は、適応検査の結果と医師の説明で決めてください。
福岡のレーシック候補4院
なお、角膜を削らない方法もあわせて考えたい方は、福岡でICL手術がおすすめのクリニック7選もあわせてどうぞ。
先進会眼科 福岡天神(福岡市中央区)|料金を公式開示、術後3年の検診つき

先進会眼科 福岡天神は、レーシックの料金を5つのプランに分けて公式サイトに掲載しています。もっとも手頃なプランは両眼198,000円(税込)から。
しかも、この料金には術後3年間の検診と点眼薬の費用が含まれます。
- レーシック5プランの料金を両眼・税込で公式に開示(198,000円〜390,000円)
- 術後3年間の検診と点眼薬の費用が手術料金に含まれる
- 適応検査は無料。地下鉄天神駅3番出口から徒歩約1分
| 手術費用 | 両眼 198,000円〜390,000円(税込・術式により異なる)+手術着手金 22,000円 |
| 術前検査(適応検査) | 無料 |
| 手術保証 | 術後3年間の検診・点眼薬費用が料金に含まれる。3年の保証期間内は年1回まで追加受診が可能 |
| 術後検診 | 翌日・1週間・1ヶ月・6ヶ月 |
プランはコンフォート198,000円からリフラクティブスタジオ390,000円までの5段階(両眼・税込)。
ここに別途「手術着手金」22,000円が加わります。支払う金額を計算するときは、手術料金だけで見ないようにしてください。
適応検査で条件が合わなかった場合も、同院ではICL(眼内コンタクトレンズ)を相談できます。
198,000円と220,000円のプランの差は22,000円で、ちょうど着手金と同じ額。見積書は総額の行を見ながら選ぶのがおすすめ。
先進会眼科 福岡の詳細
| 営業時間 | 10:00~19:00(日曜・祝日は18:00まで) |
| 休診日 | 毎週火・水曜日、年末年始 |
| 所在地 | 福岡県福岡市中央区天神2-8-38 協和ビル10F |
| アクセス | 地下鉄空港線「天神駅」3番出口より徒歩1分 西鉄「福岡(天神)駅」北口より徒歩約4分 西鉄高速バス「天神郵便局前」バス停より徒歩約5分 |
適応検査・料金を公式で確認
品川近視クリニック 福岡院(福岡市中央区)|九州唯一の拠点で年中無休

品川近視クリニック 福岡院のレーシックは、両眼158,000円(税込)から380,000円(税込)までの5プランです。適応検査は無料。
目を引くのは保障期間で、術式により5年・8年・10年と設定されています。
- 保障期間は術式別に5年・8年・10年。アマリスZレーシックが10年
- 術後の経過観察は原則、お住まいの都道府県の提携医療機関で受けられる
- 遠方から来院する人向けに、最大1万円までの交通費補助制度がある
- 年中無休で受付は10:00〜20:00。全国5院のうち九州の拠点は福岡院のみ
| 手術費用 | 両眼 158,000円〜380,000円(税込) 品川イントラレーシックアドバンス 158,000円/スタンダードZレーシック 190,000円/クリスタルZレーシック 260,000円/アマリスZレーシック 320,000円/Lext 380,000円 |
| 術前検査(適応検査) | 無料 |
| 手術保証 | 術式別の保障期間(イントラレーシックアドバンス5年/スタンダードZ・クリスタルZ・Lext 8年/アマリスZ 10年)。無料になるのは同院の医師が再矯正を必要と診断した場合の1回目の再矯正 |
| 術後検診 | 翌日・1週間後・3カ月後。経過観察は原則として居住地の都道府県の提携医療機関で実施 |
| 遠方からの来院 | 最大1万円までの交通費補助制度あり |
品川近視クリニック 福岡院は、天神にある九州で唯一の拠点です。佐賀・大分・熊本・長崎から通う場合も、行き先は福岡に絞られます。
その遠さを埋めるのが術後の体制で、経過観察は原則としてお住まいの都道府県の提携医療機関が担当します。
合併症や追加の処置が必要になったときは、同院が対応する流れ。提携先がご自身の生活圏にあるかどうかは、カウンセリングで必ず確かめてください。
診療の幅も広く、ICL・IPCL・老眼治療(Re:LEns)・白内障手術にも対応しています。レーシックが難しかったときに、同じ院で別の術式を相談できる形です。
保障10年という数字より実務的なのは「経過観察は地元の提携医療機関」という一行のほう。検診のたびに天神へ戻らずに済むかどうかは、遠方の方には費用より効いてきます。
品川近視クリニック 福岡院の詳細
| 営業時間 | 10:00~20:00 |
| 休診日 | 年中無休 |
| 所在地 | 福岡県福岡市中央区天神2-7-21 天神プライム4F |
| アクセス |
地下鉄空港線「天神駅」6番出口より徒歩2分
西鉄「福岡(天神)駅」北口より徒歩2分
|
適応検査・料金を公式で確認
望月眼科(福岡市南区・中央区)|地域で長く続く眼科という選択肢

望月眼科のレーシック(LASIK)とラセック(LASEK)は、どちらも両眼396,000円(税込)です。この金額に術前検査5,500円(税込)が含まれます。
福岡市南区老司の本院と、中央区薬院の浄水通り院の2拠点。公式サイトでは院長執刀17,000件超、ICL診療20年以上と案内されています。
- 南区・中央区に住み、術後の検診を近所で済ませたい
- 執刀件数を公開している院で受けたい
- ICL・IPCLまで含めて、同じ院で比べながら決めたい
| 手術費用 | LASIK/LASEK 両眼 396,000円(税込) ICL 616,000円(税込・乱視は片眼+33,000円)、IPCL 441,000円(税込)〜 |
| 術前検査 | 5,500円(税込)。手術費用に含まれる |
| 実績 | 院長執刀17,000件超、ICL診療20年以上 |
| 手術保証 | LASIK/LASEKは検診費用が1年間無料。再手術が無料になる保証の記載はレーシックにはなく、ICLのみ(3年間検診無料+術後1年以内の追加手術1回無料) |
| 術後検診 | 翌日・1週間・1カ月 |
検診が無料になるのは、レーシックの場合は1年間。ICLの3年より短い設定です。
再手術で無料と明記されているのもICLの「術後1年以内の追加手術1回」だけ。レーシックで近視が戻った場合の再手術が有料かどうかは、受診前に電話で確かめておきたい点です。
問い合わせるなら、この2つを言葉のまま聞けば足ります。
- ✔「レーシックで近視が戻った場合、再手術は有料になりますか」
- ✔「検診が無料なのは何年目までで、2年目以降は1回いくらですか」
望月眼科の詳細
| 営業時間 | 【浄水通り院】 月・火・水・木・金・土:8:30〜12:00(※日曜は不定で8:30〜11:30) 月・火・水・木・金:13:30〜17:00 (※手術日:月曜・水曜・金曜の午後、土曜) 【老司本院】 月・火・水・木・金・土:9:00〜12:30 月・火・水・金:14:00〜17:00 |
| 休診日 | 【浄水通り院】日曜(特定日曜を除く)、祝日 【老司本院】木曜午後、土曜午後、日曜、祝日 |
| 所在地 | 【浄水通り院】〒810-0022 福岡県福岡市中央区薬院4丁目13-60 【老司本院】〒811-1346 福岡県福岡市南区老司4丁目1−45 |
| アクセス |
地下鉄空港線「天神駅」6番出口より徒歩2分
西鉄「福岡(天神)駅」北口より徒歩2分
|
午後の診療がない曜日があるので、検診を平日夕方に入れたい方は先に曜日を押さえておくと安心。予約の電話で翌日検診の枠も確認しておきましょう。
岡眼科クリニック(飯塚市)|筑豊エリアからも通いやすい眼科

飯塚市の岡眼科クリニックは、アイレーシック(iLASIK)の料金を公式サイトに掲載しています。iFSイントラレーシックが両眼198,000円で、術前検査費用は手術料金に含まれます。
この院を候補に入れる理由は立地です。筑豊エリアや県東部から、天神まで出ずに手術と検診を完結できます。
- iFSイントラレーシック両眼198,000円。術前検査費用は手術料金に含まれる
- 術後検診が1年間無料。点眼薬も必要に応じて術後3カ月まで無料
- 駐車場70台と送迎バスがあり、車での通院がしやすい
| 手術費用 | 両眼 iFSイントラレーシック 198,000円/アイデザインアイレーシック 308,000円/アイデザイン リフラクティブ ストゥーディオ 385,000円/アイデザインPRK 462,000円 ※公式に税込・税別の明記がないため、公式表記のまま掲載しています |
| 術前検査 | 手術料金に含まれる |
| 手術保証 | プラン別(iFSイントラレーシック1年/アイデザイン系3年)。初回手術から3〜5年間、近視の戻りや視力低下があった場合の再照射・追加矯正が無料 |
| 術後検診 | 1年間無料。術後点眼薬は必要に応じて3カ月まで無料、3カ月以降は実費(抗生剤600円など) |
目を引くのは保証の書きぶりで、初回手術から3〜5年間は近視の戻りに対する再照射・追加矯正が無料と案内されています。
術後は翌日から検診が続きます。移動が片道1時間縮むだけでも、通い切れるかどうかは変わってきます。
一方で、鉄道駅からの徒歩アクセスは公式サイトに記載がありません。最寄りは西鉄バスの飯塚農協バス停で、そこから100m。手術当日はご自身で運転できないため、送迎バスの時刻や同行者の手配を先に決めておいてください。
岡眼科の詳細
| 営業時間 | 9時~17時(受付16時まで) |
| 休診日 |
土曜(第3以外)、日曜、祝日、年末年始、お盆、学会日 ■ 第3土曜日は受付16時まで(2024年6月より) |
| 所在地 | 〒820-0067 福岡県飯塚市川津371-1 |
| アクセス |
西鉄バス 飯塚農協バス停 下車100m
|
点眼薬が3カ月まで無料で、以降は抗生剤600円といった実費まで示している院は多くありません。予約時に「送迎バスは検診の日も使えますか」と聞いておくと、通院の見通しが立ちます。
福岡のレーシック費用相場と『総額』の内訳
支払う金額を決めるのは、表示された手術費よりも「そこに何が含まれているか」です。福岡の4院を並べると、目安は両眼15万8千円〜46万2千円。同じ20万円台でも、含まれる範囲は院ごとに違います。
- 適応検査料(手術が受けられるかを調べる検査)
- 手術費(術式・機器によって幅が出る中心の費用)
- 手術着手金(手術費とは別に案内される院がある)
- 点眼薬代(術後しばらく使う目薬の実費)
- 術後検診料(翌日から半年、院により年単位で続く)
- 保証(保証期間と、その間の再診が有料か無料か)
この6項目を同じ粒度で並べると、表示価格の順位はあっさり入れ替わります。4院の内訳は次のとおりです。
レーシックの「総額」内訳の見方(2026年9月時点)
| 内訳の項目 | 先進会眼科 | 品川近視 | 望月眼科 | 岡眼科 |
|---|---|---|---|---|
| 適応検査料 | 無料 | 無料 | 5,500円 (費用に含む) |
費用に含む |
| 手術費 (両眼・最安) |
198,000円 | 158,000円 | 396,000円 | 198,000円 |
| 手術着手金 | 22,000円 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
| 点眼薬代 | 3年間含む | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 3カ月まで無料 以降は実費 |
| 術後検診料 | 3年間含む | 経過観察は居住地の提携医療機関 | 1年間無料 | 1年間無料 |
| 保証 | 3年 | 5〜10年 (術式別) |
検診1年 再手術の保証は要問い合わせ |
1年または3年 再照射は3〜5年無料 |
最安は品川近視クリニックの158,000円ですが、検診は原則お住まいの地域の提携医療機関。手術費と着手金の合計220,000円で3年分の検診と薬まで抱える先進会眼科とは、そもそも設計が違います。
カウンセリングでは「その金額に検査・点眼薬・検診は入っていますか」と項目ごとに聞いてみてください。比較の土台がそろいます。
価格差が生まれる理由と、乱視・老眼のとき
手術費の幅を決めるのは、主に使うレーザー機器と術式、そして保証の長さです。角膜の形を細かく測って設計するプランほど、価格帯は上がる傾向。
乱視や老眼を一緒に扱う場合は、対応できる術式が限られ、費用が上の帯に寄ることがあります。角膜を削らないICLは、全国的に両眼46万〜80万円が目安です。
レーシックは保険適用外だが医療費控除の対象になる
レーシックは公的医療保険が使えない自由診療ですが、確定申告の医療費控除の対象になる医療費に含められます。視力回復を目的とした手術の費用は控除対象として扱われる、と国税庁タックスアンサー(医療費控除の対象となる医療費)に示されています。
基本の考え方はシンプルです。その年に払った医療費のうち、原則10万円(総所得金額等が200万円未満の人はその5%)を超えた分が所得控除の対象です。
両眼30万円で受けた場合の目安
手続きの場は確定申告。領収書は明細書作成の根拠になるので、手術費だけでなく検査・薬代・通院の交通費分もまとめて保管しておくと計算が楽になります。
控除額の考え方や申告の流れをもっと詳しく知りたい方は、年収別の還付額と申告手順をまとめた解説もあわせてどうぞ。ICLを例にしていますが、計算の手順はレーシックでも同じです。
地元の眼科と天神の大手、どちらを選ぶ?術後の通院で考える
決め手になるのは手術費用ではなく、術後の検診に何度も通い切れるかどうかです。レーシックは受けて終わりではなく、経過を見る受診が続きます。
天神・博多は九州の交通結節点で、佐賀・大分・熊本・長崎からも日帰り圏に入りやすい場所。とはいえ通う回数が増えれば、移動そのものが負担になります。
地元の眼科/天神・博多の専門大手の比較
| 見る観点 | 地元の眼科 | 天神・博多の専門大手 |
|---|---|---|
| 通院の楽さ | ◎ 近い | △ 遠方は移動あり |
| 緊急時の対応 | ◎ すぐ受診 | ○ 移動時間が必要 |
| 実績の公開 | 望月眼科は院長執刀17,000件超 | 2院とも症例数の記載は公式サイトになし |
| 術式の幅 | 2〜4術式 | ◎ レーシックだけで5プラン |
| 保証期間 | 1年〜3年 | 3年〜10年 |
検診をどこで受けられるかで、通院の重さは変わる
遠方在住なら、見るべきは手術費より「検診の場所」と「交通手段」です。4院で条件がはっきり分かれます。
- 品川近視クリニック 福岡院:経過観察は原則、居住地の都道府県の提携医療機関。お住まいの地域で検診を受けられます
- 同院の交通費補助:遠方からの来院者に、最大1万円までの補助制度
- 先進会眼科 福岡天神:検診は計4回、いずれも天神へ通う形
- 岡眼科クリニック:車が前提で、駐車場70台と送迎バスあり
九州各県から来るなら、提携医療機関の有無は費用差を上回る判断材料になります。
手術当日は自分で車を運転できません。送迎を頼むか、公共交通で帰れる段取りを先に決めておきましょう。
地元に選択肢が乏しいなら、天神の大手が合理的
レーシックの術式・料金まで開示している院が地元にない場合は、天神まで出るほうが判断材料はそろいます。品川近視クリニックの九州の拠点も福岡院のみです。
近隣県から通う方は、地元でICLまで含めて比べたうえで決めると迷いが減ります。熊本のICL対応眼科と福岡の費用差や佐賀でICLを受けられる眼科の一覧もあわせてどうぞ。
遠方の方に真っ先に確かめてほしいのは、提携医療機関がご自宅の県にあるかどうか。ここが空振りだと、検診のたびに天神まで戻ることになります。
失敗しないクリニック選びの3ステップ
順番は「適応検査 → 総額と保証 → 通院のしやすさ」。この順で見ていくと、候補は自然に1〜2院に絞れます。
保証は「期間の長さ」より中身を読む
保証で見るべきは年数ではなく、何がどこまで無料になるかです。実際、品川近視クリニックで無料になるのは、同院の医師が再矯正を必要と診断した場合の1回目の再矯正に限られます。
望月眼科のレーシックは検診費用が1年間無料で、再手術の無料保証はICLのみ。岡眼科クリニックは近視の戻りに対する再照射が3〜5年間無料です。順位よりも、どの条件を優先するかで答えが変わります。
カウンセリングでは、次の5点を聞くと院ごとの差がはっきりします。
| 保証期間 | 何年間か。起算日は手術日か検査日か |
| 再手術の可否と条件 | 角膜の厚みなど、再手術できない条件があるか |
| 検診・薬代の範囲 | 定期検診と点眼薬が費用に含まれるか |
| 度数の戻り | 自然な戻り(退行)が保証の対象に入るか |
| 転居したとき | 他院や系列院での対応があるか |
執刀体制を見るなら、公式サイトの医師紹介ページで「日本眼科学会認定 眼科専門医」の記載があるかを先にチェックしておきましょう。症例数を掲げていない院では、カウンセリングで直接たずねれば足ります。
保証は、施設が続いてこそ使えるもの
長期保証は、その院が数年後も診療を続けていることが前提になります。福岡では、神戸神奈川アイクリニック福岡院が2019年の事業停止にともなって閉院しました。
保証期間は1年から10年まで院によって差がありますが、10年の保証は10年後にその院が同じ体制で診療していて初めて使えます。
年数だけを比べるのではなく、系列院が複数あるか、屈折矯正を長く続けているかといった運営の面もあわせて見ておきましょう。
保証の条件は口頭説明だけだと忘れがち。カウンセリングの場で書面をもらえるか聞いておくと、あとで見返せて助かります。
よくある質問
福岡でレーシックを検討する方から届きやすい疑問をまとめました。
Q. レーシックの手術は痛いですか?
A. 点眼麻酔を使う日帰り手術のため、手術中の痛みはほとんどないとされています。
Q. 視力はいつ頃安定し、仕事にはいつ復帰できますか?
A. 見え方が落ち着くまでの期間は術式と個人差が大きく、執刀した院の指示に従うのが確実です。
Q. 福岡でレーシックの費用は保険適用になりますか?
A. レーシックは自由診療で、健康保険は使えません。ただし医療費控除の対象になります。
Q. レーシックを受けると老眼になりやすくなりますか?
A. レーシックは近視・乱視を矯正する手術で、加齢による老眼の進行を止めるものではありません。
まとめ|福岡なら『総額と検診』で選べば後悔しにくい
福岡でレーシックを選ぶ物差しは、表示価格ではなく「総額」と「通い続けられるか」の2つです。
- ✔料金・保証・検診を公開しているのは4院。最安プランは両眼158,000円〜396,000円と幅がある
- ✔比べるのは表示価格ではなく総額。適応検査・手術着手金・点眼薬・検診・保証まで含めて並べる
- ✔検診をどこで受けられるかで通院の重さは変わる。品川近視クリニックは原則、居住地の提携医療機関
- ✔長期の保証は、その施設が続いてこそ使えるもの。運営体制もあわせて見る
- ✔自由診療で保険は使えないが、医療費控除の対象になる
費用を抑えたいなら先進会眼科 福岡天神か岡眼科クリニック、保証と遠方からの通いやすさなら品川近視クリニック 福岡院、地元で執刀実績のある院なら望月眼科。
どの院にするにしても、最初の一歩は同じ。まずは適応検査を予約して、自分の目がレーシックの適応かどうかを確かめるところからです。結果を聞いてから費用と検診の比較に進んでも、十分間に合います。
※本記事に記載した料金・保証・術後検診・診療時間・アクセスは、2026年9月時点の各院公式サイトの表記にもとづきます。内容は変更される場合があるため、受診前に各院でご確認ください。

