お知らせ

院長経歴

〇医師紹介 川名 啓介 (かわな けいすけ)院長写真 医学博士 日本眼科学会認定 眼科専門医 ボトックス認定医 PDT(光線力学療法)認定医 ・履歴・職歴: 1993年 筑波大学医学専門学群入学 1999年 筑波大学医学専門学群卒業 1999年 筑波大学附属病院眼科ジュニアレジデント(研修医) 2001年 日製日立総合病院眼科医員 2002年 筑波大学附属病院眼科シニアレジデント 2003年 総合病院土浦協同病院眼科医員 2004年 筑波大学附属病院眼科チーフレジデント、および医員 2006年 筑波大学大学院 人間総合科学研究科 眼科講師 2009年 かわな眼科を開設 ・学会活動等: 1999年~ 日本眼科学会会員、日本眼科医会会員 2002年~ The Association for Research in Vision and Ophthalmology(ARVO)会員 2002年~ 日本眼科手術学会会員 2003年~ 日本角膜学会会員 2005年~ 日本緑内障学会会員 賞 2003年  筑波大学レジデント優秀論文賞 原著論文(代表) 1. Kawana K, Kiuchi T, Yasuno Y, Oshika T: Evaluation of trabeculectomy blebs using 3-dimensional cornea and anterior segment optical coherence tomography. Ophthalmology. 116(5), 848-55, 2009 2. Kawana K, Okamoto F, Hiraoka T, Oshika T: Ciliary body edema after scleral buckling surgery for rhegmatogenous retinal detachment. Ophthalmology, Vol. 113, 36-41, 2006 3. Kawana K, Miyata K, Tokunaga T, Kiuchi T, Hiraoka T, Oshika T: Central corneal thickness measurements using Orbscan II scanning slit topography, noncontact specular microscopy, and ultrasonic pachymetry in eyes with keratoconus. Cornea, Vol. 24, 967-971, 2005 4. Kawana K, Okamoto F, Nose H, Oshika T: Ultrasound biomicroscopic findings of ciliary body malignant melanoma. Jpn J Ophthalmol, Vol. 48, 412-414, 2004 5. Kawana K, Tokunaga T, Miyata K, Okamoto F, Kiuchi T, Oshika T: Comparison of corneal thickness measurements using Orbscan II, non-contact specular microscopy, and ultrasonic pachymetry in eyes after laser in situ keratomileusis. Br J Ophthalmol, Vol. 88, 466-468, 2004 6. Kawana K, Okamoto F, Nose H, Oshika T: A case of angle closure glaucoma caused by plateau iris and Adie’s pupil. Am J Ophthalmol, Vol. 135, 717-718, 2003 その他 2009年 学会発表15件、英語論文5報、著書(分筆)3冊 2008年 学会発表19件、英語論文1報、日本語論文3報 2007年 学会発表16件、英語論文2報、日本語論文1報、著書(分筆)1冊 2006年 学会発表11件、英語論文5報、著書(分筆)1冊 学校医(眼科) 常盤平第一小学校、常盤平第二小学校、松飛台小学校、松飛台第二小学校、第四中学校、常盤平中学校

リンク集

small-link-byouki2

日本眼科学会 http://www.nichigan.or.jp/index.jsp 眼科専門医や目の病気について記載されています。 眼科に関する最新のガイドラインや研究内容も載っています。

日本眼科医会 http://www.gankaikai.or.jp/ 目の病気について、さまざまな専門家の先生の説明が載っています。

目の健康-患者向け小冊子より(参天製薬提供) http://www.santen.co.jp/health/health1.shtml 点眼液、眼軟膏の正しい点眼方法から、あらゆる目に関する症状を詳しく分かりやすく説明してあります。

目のQandA-目のなぜ何?にお答えします(萬有製薬提供) http://www.banyu.co.jp/content/patients/faq/eye/index.html 目に関する症状を詳しく分かりやすく説明。

ジョンソンアンドジョンソン http://www.jnj.co.jp/entrance/index.html コンタクトレンズに関する一般知識が記載されています。

千寿製薬 http://www.senju.co.jp/ 目の病気や薬について記載されています。

small-link-kafun

環境省花粉観測システム http://kafun.taiki.go.jp/

花粉情報協会 http://www.pollen-net.com/

ごあいさつ

〇理念

rinen-subete 患者さんのために最善なことを行うことに全力を注ぎます。さらに、快適に検査、治療を受けられるように尽力いたします。院長経歴はこちら

・すべての人にとってわかりやすい医療

電子カルテによる“目に見える”わかりやすい医療を行います。 眼科の病気は言葉だけの説明ではよくわからないことが多いですが、眼で見てすぐに分かるような画像をふんだんに使って、どなたでも分かる診療を目指します。 例えば、白内障の患者さんにおいて、患者さんと一緒に水晶体の状態(白内障の程度)を見て手術をする時期を決めたり、糖尿病網膜症の進行の程度(出血の量など)を見て、レーザー治療の適応を決めたりします。

・生活の質(QOL; quality of life)・見え方の質(QOV; quality of vision)を尊重した医療

眼の病気により不自由を感じないように早期診断を行い、適切な治療を行います。早期診断が、良い治療結果のもととなります。 近年、テレビやインターネットの普及により、以前よりもドライアイの患者さんが増えています。ドライアイは目が乾く、疲れる、なんとなく見えにくい、重いなどという多彩な症状を示し、程度によって適切な治療法が異なります。ドライアイの患者さんに対して、最小限の薬剤により症状の改善を目指します。ドライアイ患者さんの中に眼瞼痙攣という病気の方も多いといわれています。その場合、ボトックスという特殊な注射により不快感を取り去ることができます。 また、緑内障は40歳以上では17人に1人の割合で患者さんがいるといわれています。緑内障は放置すると、視野(見える範囲)が欠けて、最終的には失明に至る怖い病気です。ただし、初期の緑内障患者さんに自覚症状は全くなく、症状が自覚されてからの治療開始では視野(見える範囲)を温存することが難しくなってしまいます。そのため、自覚症状の有無にかかわらず、早期診断を行う上では定期的な検査の必要があります。長期的な展望の上での最善の治療を目指します。 糖尿病患者さんは年々増加しており、1000万人以上の患者さんがいるといわれています。長年の経過で糖尿病網膜症を発症してしまう患者さんが少なくありません。早期であれば、適切な血糖コントロールにより、発症を遅くしたり、防いだりすることができます。治療が必要な患者さんに対しても、早期に検査を行い、適切な治療を行うことで網膜症による視力低下や失明を防ぐことができます。

・大学病院レベルの診療

大学病院で前眼部・角膜・水晶体・網膜硝子体・眼窩・ぶどう膜・斜視弱視など多岐にわたる疾患を豊富に経験したことを生かし、クリニックであっても大学と遜色のない診療を行います。特に専門の一つが画像診断でしたので、微細な変化から病気の早期診断が可能です。 たとえば、加齢黄斑変性症は欧米では後天性の失明原因の第1位の疾患で、日本においても増加中の疾患です。視界の中心が欠けてしまい、大変不自由な思いをする疾患の一つです。この疾患は早期には比較的治療成績が良好ですが、病気が進行してしまうと、いかなる治療も困難となってしまいます。私は光線力学療法(PDT)認定医であり、このような疾患の早期診断・治療を大学病院で行ってきました。その経験をもとに、早期診断を行い、必要な患者さんに対しては早期に治療できる施設へ紹介いたします。

・迅速な診療

具合の悪いときに受付で待つというほどつらいものはありません。当クリニックでは患者さんの待ち時間が少なくなるように、電子カルテを導入しています。電子カルテによって、過去の診療記録を瞬時に呼び出したり診察が終わるとほぼ同時に会計計算することが可能です。さらに、スタッフ一同も快適に過ごしていただけるよう迅速に行動いたします。 ただし、眼科は検査が多く、特に眼底検査の際には瞳を開く点眼をしてから、瞳が開くのを待つ時間(約30分)がプラスされることはご了承ください。

・医療モールの特性を生かした診療

当クリニックは内科や耳鼻科、歯科からなる医療モールの一角にあります。眼科疾患には糖尿病や高血圧が関与することが多く、同じ医療モール内にあるクリニックとの連携を密に診療を行うことで、総合病院に劣らないような治療を受けることができます。

ブログ開始

スタッフブログ開始致しました。 本格的な運用は8月からとなります。

眼瞼けいれん

症状:眼の周りがぴくぴくする。疲れる。乾く。 診断:細隙灯顕微鏡、誘発試験。 治療:ストレスの除去、ビタミン剤内服、ボトックス注射。 コメント:眼瞼けいれんは重症例では診断は簡単ですが、軽症例では比較的難しいとされています。軽症例であっても、診察室でできる簡単な誘発試験により診断することができます。最も有効な治療はボトックスという薬の注射です。これはフグの毒と同じ成分で、神経や筋肉をマヒさせる作用があります。これを非常に薄い濃度で、用いるため危険はありません。注射により、ぴくつきが90%以上とれるため、非常に有用です。ただし、効果は2−3か月程度で消失するため、定期的な注射が必要です。何度か治療することにより、治療間隔を延長できるといわれています。院長はボトックス注射認定医であり、適切な治療を行うことができます。なお、しわとり目的での注射は行っておりません。                                                    

弱視

症状:視力低下(眼鏡やコンタクトレンズを使っても悪い)。 診断:視力検査、調節麻痺薬を使用した視力検査。 治療:健眼遮閉(いい方の目をわざと使わないようにして、悪い方の目を鍛えさせます)、屈折矯正(適切な眼鏡の装用) コメント:人間の眼は生まれたときには不完全です。成長する過程でよく眼を使うことで、視力が発達します。おおよそ6-8歳くらいで眼の機能は完成します。それまでの間に、何らかの原因(強度近視・遠視・乱視、斜視など)により、適切な発達が行えなかった場合、弱視(どんなにいい眼鏡を使っても、視力が上がらない)となります。早期に発見して、原因を取り除くことができれば、弱視はかなりの確率で治療可能です。3歳児検診や就学前検診は必ず、受けるようにしましょう。                                                      

斜視

症状:眼の位置がおかしい。ダブって見える。目が疲れる。整容的に気になる。 診断:視力検査・眼位検査。 治療:眼鏡(遠視が原因で起きる場合)、プリズム眼鏡(眼の位置に応じて光を曲げて見える眼鏡)、手術。 コメント:全人口の2%程度の割合で斜視の患者さんがいるとされています。多くは不自由なく生活することができますが、大人では眼精疲労の原因となったり、子供では視力の発達が妨げられ、弱視になってしまったりと、積極的な治療を必要とする場合があります。院長は大学病院在院中、多くの斜視の手術に携わってきました。                                                        

眼精疲労

症状:目が疲れる、見えにくい、重い、痛い。 診断:視力検査、調節力検査。 治療:適切な眼鏡・コンタクトレンズの装用、調節緊張改善薬、環境改善。 コメント:テレビやインターネットの普及により、眼精疲労を訴える方が多くなりました。多くは不適切な眼鏡・コンタクトレンズの使用が原因ですが、それだけではない場合もあります。ドライアイや眼瞼痙攣などでも同様の症状を示すことがあり、適切な診断が必要です。コンピュータを使用するときには、一定の時間ごとに必ず休憩を入れるなど、生活上の注意だけでも改善がみられることがあります。きちんとした検査による眼鏡処方箋で眼鏡やコンタクトレンズを作ることが大切です。                                                        

加齢黄斑変性症

症状:視力低下、中心暗点(まんなかが見えない) 診断:視力検査、眼底検査、光干渉断層計。 治療:サプリメント、加齢黄斑変性症治療剤眼内注射、光線力学療法。 コメント:以前の日本では非常に少なかった疾患です。生活の欧米化により増加してきたとされています。欧米などの先進国では中途失明原因の1位です。日本では中途失明原因の4位になっています(2004年身体障害者取得手帳調査による)。しかも、徐々に増加することが予想されています。網膜の中心にある黄斑という部位に脈絡膜新生血管が発生して、網膜色素上皮剥離や網膜出血を引き起こして視力の低下をきたします。簡単に言うと悪い血管のせいで、物を見る中心に徐々に障害が起きる病気です。 治療法:10年前には治療法はありませんでした。しかし、近年薬物や特殊なレーザーによる治療が確立してきています。病変が小さいほど治療効果は高いので早期発見・早期治療が重要な疾患といえます。ただし、現時点の治療法では視力の維持からやや改善というのが、精一杯です。そのため、早めに診断するということが大切です。院長は大学病院在院中に抗血管新生薬眼内注射や光線力学療法を行っており、さらに光線力学療法認定医です。適切な診断と、治療を行うことができます。光線力学療法が適すると考えられた場合、適切な施設へご紹介いたします。眼内注射のみでも光線力学療法を凌駕するような視力維持さらには上昇効果が得られることが知られています。 image010 黄斑に出血がみられる。 image011 光線力学治療後 出血が改善して視力の維持が得られた。

網膜裂孔・網膜剥離

症状: 飛蚊症(ひぶんしょう;ゴミみたいなものがたくさん見える)、光視症(こうししょう;光るものがたくさん見える)、視野欠損(膜がかかったように急に見えなくなる) 診断: 視力検査、細隙灯(さいげきとう)顕微鏡、眼底検査。 治療: 網膜裂孔だけであれば網膜光凝固(レーザー)、網膜剥離では硝子体(しょうしたい)手術か強膜内陥術。 コメント 網膜剥離は1万人当たり1年に1人の割合で発生します。30歳前後と60歳前後に多い病気です。近視が強い方は網膜が薄くなるため、よりリスクが高いとされています。手術により95%は治癒しますが、逆に言うと5%は失明してしまう怖い病気です。早期発見・早期治療が術後の成績をよくします。近視が強い方は特に何もなくても2-3年に1回の定期検診をお勧めします。一度でも網膜裂孔や網膜剥離が認められた方は6か月から1年に1回は最低限定期検診を受けた方が望ましいです。というのも、一度網膜裂孔がみられた方は、高率に同じ目や反対の目に同じ網膜裂孔や網膜剥離を生じることが多いからです。院長は網膜硝子体学会の会員として、このような網膜裂孔・網膜剥離の治療に多くかかわってきました。 image009 左上の部分が剥離してしまった網膜。このまま放置すると失明するため、治療が必要。                      

ページの先頭へ